2012年07月22日
私の所有しているベイトリールブレーキシステム解説
前回の記事で、『ベイトキャスティングリールは、遠心力式ブレーキ:(2点式、6点式)、磁力式ブレーキ:(マグフォースZ、マグトラックス、マグネット)、ツインブレーキ:(遠心力、磁力式両方を装備)、電子制御式:(デジタルコントロールブレーキ)と一通りのブレーキシステムの物を揃えています。』と述べましたが、今回はその詳細を解説します。
2点式遠心力ブレーキ:ダイワ ミリオネア4HM

ブレーキ部分拡大(注:スプールはブレーキ部分を見せるため組立時とは、逆向きに装着しています。)

1984年に購入した最初のベイトキャスティングリール、まさしく アブ社の丸型ベイトリール アンバサダーシリーズのコピー品です。当時は右ハンドル機しか無く、バックラッシュに苦しみながらキャスト練習に明け暮れていました。重いですが、非常に堅牢な作りで、現在の軽量化が進んだ、国産機とは全く逆の設計志向でした。28年経過した現在も現役で、フレッシュ/ソルト共に使用しています。
6点式遠心力ブレーキ:アブガルシア アンバサダー6500C3 左、レコード61HC 右

ブレーキ部分拡大(注:上 アンバサダー6500C3、下 レコード61HC)

何れも2010年に購入、対ライギョ用として使用しています。オールドモデルと異なり、パーミングカップ仕様の現代版です。ワンウェイクラッチ、ベアリングを耐海水仕様とした新鋭機です。遠心力ブレーキもオールドモデルの2点式から6点式に改良され効き具合の調整もし易く成りました。
6点式遠心力ブレーキ(SVS):シマノ アメニスタ-L

ブレーキ部分拡大

2011年に購入した、2010年発売のシマノ製ベイトリール、私自身初めてのシマノ製ベイトリールに成ります。スコーピオンXT1500シリーズの簡素化版で、ベアリング数が減少しています。効き具合の調整も非常にし易くブラックバス、タコ、ロックフィッシュ用として使用しています。
磁力式ブレーキ:上 プロックス バルトムBC-1 2機、下 左 ポイント&ベイ ウィニングトリック、右 アブガルシア シルバーマックス-L フリッピングスィッチ仕様

ブレーキ部分拡大:ポイント&ベイ ウィニングトリック

1990年に購入した、私自身2機目のベイトリール、初めての磁力式ブレーキ仕様機です。
ブレーキ部分拡大:アブガルシア シルバーマックス-L フリッピングスィッチ仕様

2010年に購入した、私自身3機目のベイトリール、初めての左ハンドル仕様機です。それまで使用していた右ハンドル仕様機、よりも竿を持ち替えることなく巻き取れるので手返しが非常に早くなりました。
ブレーキ部分拡大:プロックス バルトムBC-1

2010年に購入。新品、交換用深溝スプール付属で4千円台と言うコストパフォーマンスの良さに惹かれて買いました。
後にもう1機入手し、ブラックバス、タコ、ロックフィッシュ用としてローテーションして使用しています。
磁力式ブレーキ(マグフォースZ):ダイワ ソルティストHRF-L

2010年に購入。ベイトタックルでのロックフィッシング用主力機として購入、耐海水ベアリング仕様でブラックバス、タコ、ロックフィッシュ用としてローテーションして使用しています。
ブレーキ部分拡大:側面

ブレーキ部分拡大:平面

先に紹介した3機種とは違い、磁力線がスプール側面に直接作用するのではなく、インダクトローターと呼ばれるキャスト時の遠心力によってスプール軸方向に出入りする部品に作用するようになっています。インダクトローターはばねによりスプール軸方向に保持されています。
磁力式ブレーキは磁力線中を、金属製スプールが回転することで電磁誘導により発生する渦電流による磁界に作用する非接触式ブレーキですが、効き目が非常に安定しています。
ツインブレーキ(遠心力、磁力式両方を装備):プロックス バルトムBC-2TB(ツインブレーキ)

2010年に購入。新品、遠心力、磁力式両方のブレーキシステム装備で5千円台と言うコストパフォーマンスの良さに惹かれて買いました。
ブレーキ部分拡大

スプール側面の黒い部分が遠心力式ブレーキの調整ダイヤル、サイドカバー内側の円弧状の丸の列が磁力式ブレーキ用の永久磁石です。遠心力、磁力式両方のブレーキシステム装備でその各々が独立して調整できるので、ブレーキバランスを自在に可変でき、向かい風、フルキャスト、ピッチ&フリッピングといった様々な状況に対応可能な、最強の玄人好みのブレーキシステムです。ベイトタックル1セットしか持参しない時の釣行に重宝しています。
電子制御式(デジタルコントロールブレーキ):シマノ スコーピオンDC7-L

2011年に購入。今迄入手してきたブレーキシステムのベイトリールとは異なり、コンピュータープログラム制御式のブレーキシステムが普及価格帯の製品に初めて搭載されたことで購入を決断しました。
側面

初めて、PEラインのポジションが制御プログラムに加わりました。
ブレーキ部分拡大:側面

黒い部分がデジタルコントロールブレーキの密閉された基盤に成ります。
ブレーキ部分拡大:基盤を外した所

スプール軸上に見えるのが永久磁石で、対向しているデジタルコントロールブレーキの基盤上のコイルで回転数を検出し、電子制御でブレーキ力を可変していきます。
それまで使用してきていた、手動調整式のブレーキシステムに比べ、リール任せのキャストでもバックラッシュしにくいので、ナイトゲーム時に重宝しています。先に発表されていた、アンタレス等のデジタルコントロールブレーキ仕様機に比べ、PEラインのポジションが制御プログラムに有るので、PEライン使用時にも安心感が有ります。
2点式遠心力ブレーキ:ダイワ ミリオネア4HM
ブレーキ部分拡大(注:スプールはブレーキ部分を見せるため組立時とは、逆向きに装着しています。)
1984年に購入した最初のベイトキャスティングリール、まさしく アブ社の丸型ベイトリール アンバサダーシリーズのコピー品です。当時は右ハンドル機しか無く、バックラッシュに苦しみながらキャスト練習に明け暮れていました。重いですが、非常に堅牢な作りで、現在の軽量化が進んだ、国産機とは全く逆の設計志向でした。28年経過した現在も現役で、フレッシュ/ソルト共に使用しています。
6点式遠心力ブレーキ:アブガルシア アンバサダー6500C3 左、レコード61HC 右
ブレーキ部分拡大(注:上 アンバサダー6500C3、下 レコード61HC)
何れも2010年に購入、対ライギョ用として使用しています。オールドモデルと異なり、パーミングカップ仕様の現代版です。ワンウェイクラッチ、ベアリングを耐海水仕様とした新鋭機です。遠心力ブレーキもオールドモデルの2点式から6点式に改良され効き具合の調整もし易く成りました。
6点式遠心力ブレーキ(SVS):シマノ アメニスタ-L
ブレーキ部分拡大
2011年に購入した、2010年発売のシマノ製ベイトリール、私自身初めてのシマノ製ベイトリールに成ります。スコーピオンXT1500シリーズの簡素化版で、ベアリング数が減少しています。効き具合の調整も非常にし易くブラックバス、タコ、ロックフィッシュ用として使用しています。
磁力式ブレーキ:上 プロックス バルトムBC-1 2機、下 左 ポイント&ベイ ウィニングトリック、右 アブガルシア シルバーマックス-L フリッピングスィッチ仕様
ブレーキ部分拡大:ポイント&ベイ ウィニングトリック
1990年に購入した、私自身2機目のベイトリール、初めての磁力式ブレーキ仕様機です。
ブレーキ部分拡大:アブガルシア シルバーマックス-L フリッピングスィッチ仕様
2010年に購入した、私自身3機目のベイトリール、初めての左ハンドル仕様機です。それまで使用していた右ハンドル仕様機、よりも竿を持ち替えることなく巻き取れるので手返しが非常に早くなりました。
ブレーキ部分拡大:プロックス バルトムBC-1
2010年に購入。新品、交換用深溝スプール付属で4千円台と言うコストパフォーマンスの良さに惹かれて買いました。
後にもう1機入手し、ブラックバス、タコ、ロックフィッシュ用としてローテーションして使用しています。
磁力式ブレーキ(マグフォースZ):ダイワ ソルティストHRF-L
2010年に購入。ベイトタックルでのロックフィッシング用主力機として購入、耐海水ベアリング仕様でブラックバス、タコ、ロックフィッシュ用としてローテーションして使用しています。
ブレーキ部分拡大:側面
ブレーキ部分拡大:平面
先に紹介した3機種とは違い、磁力線がスプール側面に直接作用するのではなく、インダクトローターと呼ばれるキャスト時の遠心力によってスプール軸方向に出入りする部品に作用するようになっています。インダクトローターはばねによりスプール軸方向に保持されています。
磁力式ブレーキは磁力線中を、金属製スプールが回転することで電磁誘導により発生する渦電流による磁界に作用する非接触式ブレーキですが、効き目が非常に安定しています。
ツインブレーキ(遠心力、磁力式両方を装備):プロックス バルトムBC-2TB(ツインブレーキ)
2010年に購入。新品、遠心力、磁力式両方のブレーキシステム装備で5千円台と言うコストパフォーマンスの良さに惹かれて買いました。
ブレーキ部分拡大
スプール側面の黒い部分が遠心力式ブレーキの調整ダイヤル、サイドカバー内側の円弧状の丸の列が磁力式ブレーキ用の永久磁石です。遠心力、磁力式両方のブレーキシステム装備でその各々が独立して調整できるので、ブレーキバランスを自在に可変でき、向かい風、フルキャスト、ピッチ&フリッピングといった様々な状況に対応可能な、最強の玄人好みのブレーキシステムです。ベイトタックル1セットしか持参しない時の釣行に重宝しています。
電子制御式(デジタルコントロールブレーキ):シマノ スコーピオンDC7-L
2011年に購入。今迄入手してきたブレーキシステムのベイトリールとは異なり、コンピュータープログラム制御式のブレーキシステムが普及価格帯の製品に初めて搭載されたことで購入を決断しました。
側面
初めて、PEラインのポジションが制御プログラムに加わりました。
ブレーキ部分拡大:側面
黒い部分がデジタルコントロールブレーキの密閉された基盤に成ります。
ブレーキ部分拡大:基盤を外した所
スプール軸上に見えるのが永久磁石で、対向しているデジタルコントロールブレーキの基盤上のコイルで回転数を検出し、電子制御でブレーキ力を可変していきます。
それまで使用してきていた、手動調整式のブレーキシステムに比べ、リール任せのキャストでもバックラッシュしにくいので、ナイトゲーム時に重宝しています。先に発表されていた、アンタレス等のデジタルコントロールブレーキ仕様機に比べ、PEラインのポジションが制御プログラムに有るので、PEライン使用時にも安心感が有ります。
Posted by 鎌海豚 at 16:43│Comments(0)
│タックル
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