2010年06月20日
これまで捕獲してきた毒魚について
ゴンズイ 学名:Plotosus japonicus 硬骨魚綱 ナマズ目 ゴンズイ科 ゴンズイ属
ナマズ類では唯一種の海水魚、背鰭、胸鰭に毒棘を持つ刺毒魚。
食用魚なので調理の際は背鰭、胸鰭を切断する事。
味噌汁、干物、唐揚げ等にして美味!
ハコフグ 学名:Ostracion immaculatus 硬骨魚綱 フグ目 ハコフグ科 ハコフグ属
体表部に鱗が変化した甲冑を持ち、その姿は古生代に繁栄した甲冑魚を髣髴させる。
その上、興奮すると皮膚からパフトトキシンという水溶性の粘液毒を分泌する。
食用とするには、問題とならないが、捕獲して他の魚と共に水槽や生簀に入れてしまうと他の魚を殺してしまうので要注意!
腹を割き、肝臓と味噌、味醂を合わせた物を腹に詰めて焼く、味噌焼きは長崎県五島列島の名物料理。
アカエイ 学名:Dasyatis kuhlii 軟骨魚綱 エイ目 アカエイ科 アカエイ属
サメ類と同様、骨格が軟骨で構成される軟骨魚類、体内に浸透圧調整の為、尿素を蓄積している。
死後時間が経過すると、アンモニアに分解されるため強烈な臭気を放つ、韓国全羅南道木浦近辺の郷土料理ホンオ・フェはこの強烈なアンモニア臭を売りとしている。但し、使われるのはガンギエイが多い。
尾に毒棘を持つ刺毒魚。捕獲した場合はすぐに尾を切断する事。
エイ類中最も美味とされる種類、刺身、肝刺身、煮付け、煮凝り、揚げ物等にして美味。
コラーゲンを非常に多く含み、美肌上大いに役立つ。
サメハダテナガダコ 学名:学名:Octopus luteus 軟体動物 八腕形目 マダコ科 マダコ属
赤味のかかった体色に白い斑紋が散在する。
唾液腺に毒を持つ、咬毒種。咬まれると痺れ等の症状が出る事がある。食用になり茹蛸、刺身、揚げ物などで賞味されている。
Posted by 鎌海豚 at 21:37│Comments(0)
│雑談
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